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メキシコシティで行われていた7回目となるNAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉は共同声明文の発表もなく終了した(5日)
2018-03-12
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トランプ大統領は5日、「鉄鋼とアルミの関税について除外を求めるなら公平で新しいNAFTAの合意が必要だ」との考えを示している。これに対しメキシコとカナダは報復関税を示唆しており対立は更に深まっている。話合いを終えたライトハイザー米通商代表は「多くの人が望む進展はなかった」とコメントしている。ただ、同代表は今年7月にメキシコ大統領選、米議会が大統領に付与した貿易促進権限(TPA)の期限が控えていることから、交渉を迅速に進める必要があると指摘。「おそらくあと1カ月か1カ月半で基本合意に至るだろう」と語った。又、グアハルド・メキシコ経済相は記者団に対し、4月初めに開く見通しの第8回会合までの5週間で、3カ国は実務レベル協議の開催を目指すと明らかにした。次の会合までに、自動車に関する原産地規則の変更や紛争解決メカニズム、農業市場アクセスなど最も対立点の多い問題における意見調整を図るとした。