金融・経済ニュース
雨宮日銀副総裁、参議院財政金融委員会で発言(30日)
2018-04-02
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現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の導入後に国債買入れ額が減少している事について、意図的に国債買入れ額を減少させるテーパリングではないと語った。
「金融市場の状況に応じて変動する」とし、「あくまで長期金利の操作目標を実現するため、結果的に必要な国債買い入れを実施したことの表れだ」と指摘。
米FRBが行ったテーパリングは「金融政策の正常化に向けた出口戦略の一環として意図的、段階的に国債買入れを減らすというもの」と説明、日銀の国債買入れ額の変動は「テーパリングとはまったく性格を異にする」と強調した。