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東商取:サウジ国営石油会社サウジアラムコ、10月積みのアジア向け原油に適用する調整金を大幅に引下げる
2021-09-13
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アジア最大の消費国である中国の需要が減速したのが背景。経済正常化が進む米国や欧州北西部向けの調整金は9月積みと同水準を維持しており、強弱感が割れた格好。アジア向けの10月積みの調整金は、代表油種「アラビアンライト」が1バレル1.70㌦の割り増しで、9月積みから1.30㌦下げる。引下げは4カ月ぶり、下げ幅は2020年10月積み以来、1年ぶりの大きさ。市場からは「予想以上の大幅な値下げだった」(商社)との声が聞かれる。他方、米国向けは1.35㌦の割り増しで、9月積みから横ばいとする。