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国連安保理、ロシアによるウクライナ侵攻を非難し、即時撤退を求める米国主導の決議案を採決に付したが、ロシアが拒否権を行使し否決された(25日)
2022-02-28
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理事国15カ国中、米欧など11カ国が賛成し、中国、インド、アラブ首長国連邦は棄権した。米国は否決を見据え、決議案への賛同を示す共同提案国を理事国以外にも広く募り、日本を含む80カ国以上が名を連ねた。ロシアの国際的孤立を強調するのが狙い。ただ、動向が注目された中国だけでなく、日米豪との連携枠組み「クアッド」の一角であるインドも棄権に回った。ティルムルティ・インド国連大使は「外交の道が断念されたのは遺憾だ」と理由を説明した。