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習近平・中国国家主席、サウジアラビアに到着(7日)
2022-12-12
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国営サウジ通信(SPA)は到着時の習氏の発言として、サウジアラビアなど6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)諸国などと協力し「中国とアラブの関係、中国とGCCの関係を新たな段階に進める」と述べたと報じた。
中国政府は習氏のサウジ訪問をアラブ世界における最大の外交的イニシアティブと位置付ける。
サウジは、人権問題や石油減産を巡り米国などとの関係が冷え込む中、中国との関係強化を目指す。
世界最大のエネルギー消費国の中国にとってサウジアラビアは最大の石油供給国。中東湾岸地域の経済多様化を推進する中でサウジと中国の関係が親密度を増す中、米国は機密性の高いインフラへの中国の関与が拡大する事に対して懸念を強めている。
国営サウジ通信(SPA)によると、中国とサウジの企業が7日、グリーンエネルギー、IT、クラウドサービス、輸送、建設などの分野における34件の投資契約に署名。ただ、金額には触れていない。