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ノバク露副首相、自国の原油生産を3月から日量50万バレル減らす方針を明らかにした(10日)
2023-02-13
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OPECプラスとは別にロシア単独での減産に踏み切る。
日米欧がロシア産原油に上限価格を設定したのに対抗する狙いでOPECプラスは穴埋めしない方針。需給逼迫懸念から海外原油価格一時2%上昇。
原油価格の指標となる北海ブレント原油先物はロシアの減産方針を受け10日、一時2%以上高い1バレル87㌦近くまで上昇する場面があった。
日量50万バレルはロシアの生産量の5%程度、世界需要の0.5%程度に相当する。
G7の制裁が2022年12月から発動。買手が減り、インドなど制裁不参加国に大幅に値引きして販売せざるを得なくなった。
大幅な割引販売が響き、ロシアの財政は急速に悪化、政府の歳入の内、石油・天然ガス収入は1月、前年同月比46%減少した。
軍事費の支出も増加しており、22年12月から2カ月連続で財政赤字となっている。