パウエルFRB議長、世界の金融当局者らが集う年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演(22日)
2025-08-25
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雇用への「下振れリスクの高まり」に言及し、9月のFOMCで利下げに着手する可能性を示唆。只、インフレは引続き脅威であり、今後の利下げは「慎重に進める」という認識を示し、利下げを確約するには至らなかった。
パウエル議長は「失業率やその他の雇用関連指標が安定しているため、政策スタンスの変更を検討する際は慎重に進める事ができる」と述べた。同時に「政策は引き締め的な領域にあり、ベースライン見通しとリスクバランスの変化を踏まえると、政策スタンスの調整が正当化される可能性がある」とした。
パウエル議長の講演を受け、金融市場が織り込む9月会合での0.25%ポイント利下げの確率は約85%に上昇した。講演前は75%程度だった。12月に2回目の利下げが実施されるという予想も優勢となっている。
パウエル議長の金融政策運営を繰り返し批判し、利下げを要求している トランプ大統領はパウエル氏の講演後、「彼を『遅すぎる』と呼ぶのには理由がある。1年前に利下げすべきだった。遅すぎる」とコメントした。