金融・経済ニュース
シンガポールはフィンテックの発展に向け、世界各国との連携を推し進める
2017-11-20
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中央銀行に当たる金融管理庁(MAS)は14日、香港、カナダ、タイの3カ国・地域とそれぞれ協業すると発表した。
香港金融管理局とは共同で、ブロックチェーン技術を使った貿易金融の越境プラットフォーム「GTCN(グローバル・トレード・コネクティビリティ。ネットワーク」を立上げる。GTCNは貿易金融関連の電子書類やデータの国境を越えたシームレスなやりとりを可能にするオープンプラットフォームで、まずはシンガポール・香港間の貿易を対象に取り扱う。順調に行けば、2019年初めに稼働する見通し。カナダ銀行(中銀)とはブロックチェーン技術を活用した越境決済で協業。タイ中央銀行(BOT)とは、シンガポールの送金システム「ペイナウ」とタイの「プロンプトペイ」を連携させることで合意した。