取引所情報
東商取:上海国際エネルギー取引所、人民元建て中東原油先物の取引開始(26日)
2018-04-02
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単位1000バレル、ドバイ・オマーン・バスライト・勝利など7油種。取引時間帯は9:00-11:30AM、1:30-3:00PM。
財政省は20日、中国内に拠点を持たない海外投資家が今回の元建ての原油先物取引で得た利益に当面は課税しないとの通知を出した。海外の個人投資家に対しても3年間、課税を見送る。
上場直前での優遇措置の追加も、米中間の貿易摩擦と無縁ではない。ただ、中国の先物取引は個人が中心で、投機的な売買が価格の乱高下を招いてきた側面がある。従って原油先物を取引する個人には最低50万元(約850万円)の保証金の入金を求めるなどハードルを高くした。実需家が安心して取引に参加できるよう配慮したが、初日の売買代金は約180億元と市場予想を下回った。
初日の9月限終値は1バレル=429.9元(68.22㌦)、ちなみに東商取ドバイ原油の期先8月限は¥42,490(kl)で、バレル当りドルで換算すると64.31㌦。尚、初日から米大手グレンコア、欧州のトラフィギュラなど取引に参加している。