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米・中が制裁関税の応酬となる中、GMは「建設的な対話を続けるべき」として貿易戦争への突入を懸念する声明を発表(4日)
2018-04-09
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「両国の前向きな通商関係を支持する。建設的な対話を続け、持続可能な通商政策を追求する事を要請する」と訴えた。一方、トランプ大統領は中国の報復措置に関連してツイッターで「我々は中国と貿易戦争をしているのではない」と強調、その上で「貿易赤字は年間5,000億㌦に上り、更に知的財産が盗まれることで3,000億㌦の被害が出ている。放置できない」と主張した。又、CNBCテレビに出演したロス商務長官は「中国の報復関税は米国民の生存を脅かすほど大きな影響はなく金融市場が動揺した事には驚いている」と発言した。その上で、この問題が、「最終的に交渉によって収束したとしても驚くべき事ではない」とも述べている。又、ブラード・セントルイス連銀総裁4日、講演で米国と中国の間での貿易戦争の懸念の高まりは、経済の見通しに、望ましくない不確実性を加える事になると警告した。更に、この不確実性が長期金利の上昇を抑えている中で利上げを続ければ、「長短金利差が年内に逆転する可能性がある」として今年、これ以上の利上げは必要ないとの見解を示した。