金融・経済ニュース
ソフトバンクグループ子会社の米携帯電話4位スプリントと同3位TモバイルUSは、合併する事で合意したと発表(29日)
2018-05-07
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米規制当局の承認が得られれば、1億2700万人超の契約者を抱え、首位ベライゾン・コミュニケーションズ、2位AT&Tの2強に対抗し得る「第3の勢力」が誕生する。合併は株式交換方式で行い、Tモバイル株1株につきスプリント株9.75株を割り当てる。新会社の名称は「Tモバイル」、CEOにはTモバイルのレジャーCEOが就く。Tモバイル親会社の独通信大手ドイツテレコムが新会社の株式の41.7%、ソフトバンクが27.4%を保有し、経営の主導権はドイツテレコムが握る。合併手続きは2019年半ばまでに完了する予定。周波数帯の共有などによるコスト削減効果は年間60億㌦(約6500億円)以上と見込まれている。