取引所情報
大阪堂島取:米穀安定供給確保支援機構、7月分の「コメ取引関係者の調査結果」を公表(6日)
2018-08-13
0

コメの需給バランスについての現状判断DI(100に近づくほど逼迫との回答が多い)は40と、6月に比べ2ポイント低下した。低下は7カ月連続で、2015年8月以来の低水準。18年産の早場米が出回り始め、高値が続く17年産に余剰感が出ている。西日本や東日本の店頭で、鹿児島や宮崎などで収穫した18年産米が並び出した。日照量が多く、夏~秋の新米収穫は例年よりやや早まるとの見方もある。まだ主力品の17年産米は高値が続き流通業者などの買控え姿勢が目立つ。新米の本格取引が早まりそうな事で、余剰在庫として安値売りする例も出てきた。向こう3カ月の需給動向DIは38と横ばいだった。(アンケートの有効回答は132者)