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東京金融取:FX取引を手掛ける個人投資家の存在感が高まっている
2020-11-30
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2020年の取引高は5年ぶりに過去最高を更新する見通し。米大統領選の後に円相場が1ドル=103円台まで上昇した場面ではドル買い・円売りを仕掛けて円高進行に歯止めをかけ、逆張り投資家としての影響力を見せた。
個人の復権が円相場安定の一助になりつつある。16日発表の今年1-10月の取引高は約5,195兆円と19年通年を上回り、4年ぶりに5,000兆円の大台を記録した。このペースが続けば、年間の取引高は過去最高の15年(5,570兆円)も超える可能性がある。
QUICKがまとめた店頭FXの建玉状況によると、円に対するドルの買越残高は11月上旬時点で約43万枚(1枚は1万通貨単位)と2年7カ月ぶりの高水準だった。