取引所情報
大阪取:宝飾品用の金の最大消費国である中国の需要が回復
2021-02-22
0

新型コロナウイルス禍で2020年前半の需要は07年以降の最低水準に下落したが経済復調とともに足元は持ち直しが鮮明になっている。年間で宝飾品が最も売れる春節(旧正月)に入り、現地価格は国際価格に「プレミアム」が上乗せされている。金の国際調査機関WGCによると、内需悪化と金の国際価格の高騰が重なった昨年8月にスプレッドは一時マイナス100㌦超と、国際価格より大きく割安になった。今年1月頃からは反転、足元では平均10㌦前後のプレミアムが付いている。最大の金実需国の中国の復調は金相場が底堅さを増す要因となる。最大の金実需国の中国の復調は金相場が底堅さを増す要因となる。