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パウエルFRB議長、足元の金利の上昇について、「市場の無秩序な状態への懸念はある」と述べ、注視する姿勢を示した(4日)
2021-03-08
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パウエル氏は金利上昇について「注意を引くものだった」とした上で、「目標の達成を脅かすような金融環境の引締めが起きれば懸念だ」と述べ、警戒感を示した。その上でパウエル氏は「雇用と物価の目標からは程遠い」と述べ、金融緩和を長期に渡り維持する姿勢を改めて強調した。このパウエル氏の発言を巡り金利上昇への牽制が市場の期待ほど強くなかったとの受け止めが広がり、10年債利回りは1.47%から一時1.55%まで上昇する場面があった。