無観客も影響して米国ではテレビ視聴が低迷。しかし逆境下にもかかわらず、コロナ禍で沈む世界に明るい話題を届けたなどと評価する声も各国で聞かれた。米国では無観客に加え、視聴者の視聴方式がテレビからインターネットのストリーミングに移行したことなどもあり、テレビ視聴が激減した。テレビ評論家はNYタイムズ紙に「我々は五輪に現実からの逃避や気持ちを高める経験を求めるが、今年は自分たちが負った傷を見せつけられた」と述べ、コロナ禍が落とした影の大きさを指摘した。