金融・経済ニュース
横浜市長選で菅総理の推す候補が大敗し、菅氏が狙っていた衆院選先行、総裁選後回しのシナリオは一段と厳しさを増した。
2021-08-30
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新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、内閣支持率の反転が期待できない中、自民党内で総選挙前の総裁交代を求める声が高まるのは必至とみられる。この秋に衆議院選挙を控え、菅首相が顔では戦えないと懸念する自民党内では、地盤の弱い若手を中心に総裁選の先行実施論が広がった。一方、菅氏はパラリンピック閉幕直後の9月にも衆院の解散に踏み切り、総裁選は衆院後に先送りし無投票再選を狙う算段だった。自民党総裁任期は9月30日、衆議院の任期は10月21日。3月24日の役員会の後、26日には党の選挙管理委員会が開かれ総裁選日程が正式決定される。