金融・経済ニュース
FRB、1月25-26日のFOMC議事要旨公表(16日)
2022-02-21
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物価上昇が根付き、雇用が力強い中、金融政策を引き締める時期が来たとの考えが示されていた事が分かった。同時に、決定は毎回の会合で実施するデータ分析に左右されるとの考えが示され、政策担当者が特定の道筋に固執している事を示す明白な兆候はみられなかった。
参加者は、2015年の利上げ局面よりも「速いペース」で政策金利を引上げなくてはならない可能性があるとの見方で一致。ただ「政策の適切な道筋は、経済・金融情勢、及び見通しへの影響と、見通しを巡るリスクに左右される」と強調した。その上で、利上げとバランスシートの縮小の双方を検討していく中で「毎回の会合で適切な政策スタンスを評価し直していく」とした。