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パウエルFRB議長、下院金融サービス委員会の公聴会で証言し、今月15-16日開催のFOMCで「25bpの利上げを提案し、支持する方向に傾いている」と表明した(2日)
2022-03-07
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更に、インフレが想定通り和らがなければ、FRBはその後の会合で「より積極的に対応する用意がある」と言明した。ロシアのウクライナ侵攻が、FRBの金融政策の道筋をシフトさせることになるかどうかは「まだ分からない」とした上で、「ウクライナ侵攻や進行中の戦い、制裁、今後発生する出来事が米経済に及ぼす短期的な影響は非常に不確定」とし、「適切な金融政策運営には、経済が予想外の形で変化する事を認識する必要がある。我々は入手されるデータや見通しに機敏に対応する」と述べた。
米著名エコノミストは「パウエル氏はFRBの選択肢を広げておく事を選好。ロシアのウクライナ侵攻以降に急低下した現在の市場金利期待に対する反発は殆どなかった」と述べた。