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堂島取:新米の店頭価格が3年ぶりに上昇(日経POS情報)
2022-12-05
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2022年産米が出回り始めた10月の平均価格(5kg入り)は2068円と前年同月比2%高い、円安や資源高を受けた生産コストの上昇が小売価格に転嫁された。
原材料を輸入に頼るパンなどに続いて、国内供給のほぼ全量を国産で賄うコメにもインフレの波が及んでいる。
値上がりの主因は農家の生産コスト上昇。原油高や円安の影響で燃料や肥料など農業資材の価格が高騰。
JAグループは農家を支援するため、主産地を中心に22年産の仕入れ価格を前年産より1割前後引上げた。
輸送費などの高騰が加わり、コメ卸から小売店への価格転嫁が進んだ。