海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は641億円の赤字だった。赤字は今年１月以来9ヵ月ぶり。
赤字の主な要因となったのが輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」。
10月は円相場が一時１ドル=151円台をつけるなど32年ぶりの歴史的な円安水準となり、輸入額は過去最大を記録した。
特に10月の原油の輸入価格は１年前と比べ80％近く上がるなど、エネルギー関連の輸入額が膨らんだ。