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FRBの金融機関への資金供給制度の利用額が高止まり
2023-03-27
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23日発表のFRBデータによると、連銀窓口貸出(ディスカウント・ウィンドウ)利用額は22日までの1週間で1,102億㌦となった。
15日までの週に記録した過去最高の1,529億㌦からは減少したものの、依然として高水準が続いている。一方、FRBが新設した銀行ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)の利用額は537億㌦に急増。先週時点では119億㌦だった。
BTFPは米国債や住宅ローン担保証券(MBS)など適格担保を額面で評価して最長1年の貸出しを行う制度。FRB利上げによって時価が減額しても、銀行がFRBから借りられる金額が減る事はない。