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「対ドイツ戦勝記念日」の軍事パレード、ロシア首都モスクワで行われ、プーチン大統領は「国際テロに反撃し国の安全を守る」と述べ、ウクライナでの軍事作戦を継続する事を表明した(9日)
2023-05-15
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プーチン大統領はウクライナへの侵攻を改めて正当化し、作戦を継続する姿勢を鮮明にした。更に西側諸国を「ナチス」と重ね合わせて非難し、西側諸国の目標は「ロシアの崩壊と世界の安全保障体制の破壊だ」と訴えた。ウクライナが今後大規模な反転攻勢に出る事が予想される中、プーチン大統領は軍事パレードを実施する事で、国民の団結を図りたい考え。「ロシアの未来は軍事作戦の参加者にかかっている。「ウクライナ東部、ドンバス地域の住民を守り、我々の安全を確保する」と侵攻の継続を明言した。戦勝記念日はソ連のナチス・ドイツへの勝利を祝うロシアで最も重要な祝日の一つ。近年はミサイルなど軍事装備を披露する国威発揚行事の色彩を強めている。各地の軍事パレードが恒例だったが、今年はウクライナによる攻撃を警戒して相次ぎ中止が発表された。モスクワの軍事パレードでも、参加した戦車はソ連時代のもの1輌のみだった。