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9日の日銀による、超長期国債の買入れオペが減額された「余韻」が残り、10日の市場では円高・株安・債券安が進行
2018-01-15
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円ショ-ト巻き戻しなどポジション調整の後付け的理由に使われただけとの見方もあるが、日銀の政策  修正に対し、敏感になっている今のマーケットの様相をありありと示した反応となっている。単なる「口実」に使われた可能性は大きい。
日銀のオペ減額と、市場が動き出したタイミングには時間差があった。日銀がオペ減額を公表したのは9日の午前10時10分。ドル/円が円高方向に大きく動き出したのは同28分から。9日にオペ減額が実施されたのはややサプライズだったが、オペ減額自体は「既定路線」で「操作目標を淡々と量から金利に変更していく一環」と受け止められている。これが金融政策の修正や変更の前触れとみる声は、現時点では少ない。