金融・経済ニュース
米国商務省、2020年の実質GDP(速報値)発表(28日)
2021-02-01
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前年に比べ3.5%のマイナス、リーマンショック後の2009年以来、11年ぶりのマイナス成長となった。落込み幅は第二次世界大戦後の1946年に11.6%のマイナスに陥って以来、74年ぶりの大きさ。
一方、昨年10-12月期の実質GDPは年率換算で前期比4.0%のプラスとなった。2四半期連続で増加したものの前期から伸び率は鈍化し、新型コロナの感染再拡大による米国経済の回復の鈍さを裏付けた形。
GDPの約7割を占める個人消費は2.5%の増加に留まっている。又、実質GDPの実額は18兆7,803億㌦と、2019年10-12月期を下回っており新型コロナ感染拡大前の水準にはいまだに届いていない。