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ドイツ、ポーランド、スウェーデンの3カ国、ロシアの外交官を国外追放した(8日)
2021-02-15
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反体制派指導者ナワリヌイ氏の釈放を求める抗議活動に参加したとして、ロシアが5日に3カ国の外交官を追放した事を受けた措置で、EUとロシアの不安定な関係が浮き彫りとなった。
5日には、EUのボレル外交安全保障上級代表(外相)がロシアを訪問。ボレル代表はモスクワでラブロフ外相との会談中にソーシャルメディアでEUの外交官追放を知ったとし、ロシア側を説得したが聞き入れられなかったと説明した。ボレル氏はEUとの関係改善とナワリヌイ氏の釈放を求め、ロシアを訪問。しかし訪問後、「ロシアは欧州との関係を絶ちつつあり、民主主義的な価値を脅威と見なしている」とし、「EU加盟国は次の措置を決定する事になり、制裁も含まれる」との認識を示した。外交筋によると、EU加盟国の間では対ロシア制裁強化に向けた機運が高まっている。ポーランドは8日、EU加盟国と英国、米国、カナダ、ウクライナとテレビ会議を行い、制裁を含む対露政策について協議した。