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東商取:発電用の石炭(一般炭)の値上がりが鮮明
2021-08-30
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アジアで指標となる豪州産のスポット価格は直近1カ月間で2割上昇、2008年7月に付けた史上最高値に迫りつつある。猛暑でアジアの需要は底堅いなか、主要生産国のインドネシアの輸出規制などで供給が滞っている。日本の電力料金の上昇要因となる。豪州産一般炭のスポット価格は8月下旬時点で1トン170㌦程度で、1年前の3.6倍。年初から急ピッチな上昇が続いており、史上最高値(180㌦台半ば)が近づいてきている。