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フランス、2022年1月、EU議長国に就いた
2022-01-10
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経済成長を阻んでいるとの指摘がある財政ルールや移民対応などで改革を呼びかける。ただ、加盟国には足並みの乱れが目立ち、4月には仏大統領選が控える。改革を推進できるかどうかを巡って不透明感が漂う。マクロン氏は親EU派の政治家で、議長国就任を機にEU改革に弾みをつけようとしている。特に力を入れるのが財政ルールの改革。EUには統一通貨ユーロの信認維持などの目的から財政赤字をGDP比3%以下、政府債務残高をGDP比60%以下に収めるとの規則がある。
マクロン氏はこの規則が成長投資を阻み、米中との競争の足かせになっていると主張している。